週刊ヤングジャンプ「シンマン賞」、月刊ビッグガンガン「マンガ賞」で受賞!!|A&D 国際アート&デザイン大学校
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月刊ビッグガンガン「マンガ賞」受賞!!

本校マンガクリエイト科1年生のペンネーム「安墨隆信」さん(本名:関あけみさん/郡山北工業高校)が、
月刊ビッグガンガン「マンガ賞 読切マンガ部門」で奨励賞・審査員特別賞(賞金10万円)を受賞しました!
「奨励賞」と「審査員特別賞」をW受賞した本校期待の漫画家のタマゴです!
ということで、今回は安墨隆信さんにいろいろなお話を伺いました。ぜひご覧ください!

- 今回の受賞についてお話を伺いました -

「世界一、ぼくの彼女」を描く上で大変だったことはありますか?
〆切です。10月20日が〆切だったのですが、ネームのOKをもらえたのが9月の中旬でした。20ページのマンガを描き上げることは初めてで、制作のペース配分も分かりませんでした。さらに、作品の仕上げも初めてPCを使ってデジタルで行いました。そこもまた不慣れで悪戦苦闘していました。
「世界一、ぼくの彼女」で工夫したことや、意識して描いたことはありますか?
いかに人間の『きもちわるさ』を表現することと、読者をいかにミスリードさせるかです。
特に意識的にミスリードさせることの難しさを改めて実感しました。
また、担当さんとやり取りしている中で「女の子の恐怖している顔のインパクトをもっと強く」と指導してもらったので、思いっきり顔を崩してみました。
なぜホラー作品を描こうと思ったのですか?
お化けなんかより人間のほうが怖いと私は思っています。「解釈次第で何でもやってしまう人。自分一人の世界観では語れない人」がいると思います。今回はそんな「ヤバイ人」の視点からマンガを描きたいなと思い制作を進めました。
賞金の使い道は考えていますか?
マンガの勉強をするために使いたいと思います。また、家族の支えがあったからこそこうやって勉強ができていると思います。なので、家族をご飯に連れて行ってあげたいです。
これからの目標を教えてください。
大賞を受賞したいです。今回は初めての20ページ作品で制作のペースがわからず、〆切もあって満足のいく完成度まで持って行くことができませんでした。今は既に新作の制作中です。新作は今回のマンガより自分のなかではいいマンガが出来つつあると感じています。

- ちょっと遡ってお話を伺いました -

マンガ家を目指したきっかけは何ですか?
私の両親がマンガ好きで、物心がつく前からマンガに触れて育ちました。その影響で絵を描くことが好きになり、何か絵を描き続けられる仕事がしたいと思ったことがきっかけです。
A&Dを進学先と選んだ理由は?
(保護者の意見は?)
地元で学べて、家から通える事が一番です。最初は東京の学校に進学しようと考えていましたが、オープンキャンパスに参加した際にA&Dの魅力に惹かれて入学を決めました。最初は反対していた両親も、私の頑張りを見て今は応援してくれています。

- 最後に -

マンガ家を目指して専門学校進学を考えている方にメッセージをお願いします!
1つ言えることは『入学前にマンガを描いてみてください。』本格的に、ペン入れやトーンを貼ったりする必要はないです。ただ、自分がこういう作品を描きたいというベースを作っておいてください。
もちろん、入学してから人物・背景など基礎的な絵の描き方は教えてもらえますが、1回教えてもらっただけで上手くなるわけではありません。画力は幼い頃から描いている人比べたら差がつきます。
また『マンガが好き』・『描くことが好き』になってください。楽しんで描いている人に勝てるのは楽しんで描いている人だけです。時間を見つけて楽しみながら描いてみてください!
以上、『入学前にマンガを描いたことがなかった私』からのメッセージです。

週刊ヤングジャンプ月例新人漫画賞「シンマン賞」受賞!!

本校マンガクリエイト科2年生のペンネーム「時雨色」さん(本名:佐藤麗奈さん/福島西高校出身)が、
週刊ヤングジャンプの月例新人漫画賞「シンマン賞(2015年9月期)」で期待賞(賞金13万円)を受賞しました!
なんと時雨色さんは今回が初投稿での受賞です!
ということで、今回は時雨色さんにいろいろなお話を伺いました。ぜひご覧ください!

- 今回の受賞についてお話を伺いました -

受賞おめでとうございます!
まずは受賞作品「清姫」を描く上で大変だったことはありますか?
制作に手がまわらなくて、構想から完成まで3~4ヶ月かかってしまいました。
でも制作に入ったらストーリーもスラスラ思い浮かんで楽しく描くことができたので、あまり大変だったという感覚はありませんでした。
「清姫」を制作するうえで工夫したこと、意識したことはありますか?
1つ目は清姫の表情を豊かに描くことです。清姫の心の動きを表情だけで理解してもらえるように描いていきました。
2つ目は絵を描き込むことです。この「清姫」を描こうと思ったのは『安珍・清姫伝説』のイラストに惹かれたことがきっかけでした。なので清姫が後半部分は蛇に変わって行くのですが、その蛇の鱗などを特に細かく意識して描きました。
なぜホラー作品を描こうと思ったのですか?
中学生の時に『丸尾末広』さんの作品に出会い、ホラーに興味が湧きました。そこから、ホラー系のマンガを描くようになりました。
賞金の使い道は考えていますか?
これからのマンガ制作費に当てていきたいです。A&Dを卒業した後はマンガ家としてデビューするために制作を続けていくつもりなので、今回いただいた賞金を励みにして、更にいい作品を制作していきたいです。
これからの目標を教えてください。
次は入選など少しでも上の賞を頂きたいです。また、ヤングジャンプの担当編集者さんに付いて頂いているのですが、その方から私にはアクション系は向いていないと言われているんですけど、今はチャレンジでアクション系のマンガを描いています。担当さんからいい評価をいただければ、これからはホラーの中にアクションの要素も取り入れて、より良い作品を作れるようになりたいと思っています。

- ちょっと遡ってお話を伺いました -

マンガ家を目指したきっかけは何ですか?
幼稚園の頃から絵を描くことが好きで、よく絵を描いていました。小学生の頃からはマンガを描くようになって…、そして気づいたら『将来はマンガ家になる』ということが私の目標になっていました。
A&Dを進学先に選んだ理由は?
自宅から通える学校に進学したいと考えていました。そこで地元の福島県でマンガについて学べる学校を探したらA&Dを見つけ、オープンキャンパスに参加してこの学校だと思い、進学を決めました。両親は進学に対して「やりたいことを思い切りやっていい」と後押ししてくれたので、安心して進学を決めることができました。

- 最後に -

マンガ家を目指して専門学校進学を考えている方にメッセージをお願いします!
とにかくたくさん描いてください。私も描いて描いて技術を学びました。それからマンガやアニメを見るだけではなく、小説を読んだり色々なイラストを見るのも良いと思います。幅広い知識を得ることや描画技術、表現法を学ぶことはマンガを描く上で欠かせない力だと思います。